「基礎って大切ですね!」
ヴァイオリン歴の長い大学生の生徒Sさん。
エチュード(練習曲)も進むにつれどんどん難しくなってきました。
エチュードは1曲1曲に練習するテーマが決まっていて、「トリル」を練習するための曲だったり、
「スタッカート」の練習曲だったり、さまざまな左指や右手のテクニックを一つずつ丁寧に勉強できるように曲が作られています。
エチュードは順番通りに進めていくこともありますが、
たとえば曲でうまく出来ないところがあったら、勉強したいテクニックのエチュードを選んでやる場合もあるので、必ずしも順番通りにやるわけではありません。
また一度終わったものをまた取り出して練習することもあります。
Sさんが今やっているのは重音の難しい練習曲で、少しずつ頑張って進めています。
重音ということは、1人で2声をやるわけですから、難しくて当然なのですが、
練習曲とはいえとても綺麗な曲でSさんも好きだそうです^ ^
そんな好きな曲を、なるべく弾きやすく、綺麗に弾けるようにするために、最近お休みしていた音階教本をレッスンに取り入れることにしました。
練習曲と同じ調の音階の中から、3度、6度、オクターブの重音の音階を取り出してやってきてもらった次のレッスンで、
「音階をやってから曲が弾きやすくなりました!やっぱり基礎は大切ですね!」
と言っていました。
ヴァイオリンをやっていると、難しくてつまずくところがいろいろと出てくると思います。
すんなり出来ることもあれば時間がかかることもあったり、それは人によって様々ですが、
弾きにくいところを弾きやすくするためにどうしたらいいか、いつも考えながらレッスンしているので、Sさんの言葉はとても嬉しかったです。